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産業カウンセラー養成講座の評価、評判と口コミ|指導員の質に難有り?

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産業カウンセラー養成講座は、「一般社団法人日本産業カウンセラー協会」が運営、協会は1960年に創立され、カウンセリング関係の団体としては日本で最も長い歴史があります。

毎年2,600名程度の資格取得者を輩出しており、受講者数も業界最多です。(試験の合格率は毎年約70%)

民間資格としては認知度が非常に高く、全国主要都市30ヶ所に教室があります。

評判・口コミはこちら

産業カウンセラー養成講座の評価

総合評価 4.25

費用 通いやすさ 資格について 仕事の紹介
S S A B

費用について

2019年からはe-Learning制のみの募集で、以前あった通学制と通信制は新規受付していません。

受講料は291,600円でWEB配信講義(32時間)と、面接の体験学習(104時間)がメインです。

(産業カウンセラーとして活動する場合、受験料合計32,400円+資格登録料7,000円がかかります。)

時間換算すると、291,600円÷(32時間+104時間)=2,144円と非常に安いです。(スクール平均的には7,000円)

ただしWEB配信講義ですし、対面での面接体験学習は傾聴のロールプレイで他の人のロールプレイを見ている時間も長いため、一概に他のスクールの受講内容と比較しにくい講義内容です。

通いやすさ

日本各地の幅広い地域で受講出来るのが強みです。

面接の体験学習は通学する必要がありますが、↓の全国30ヶ所の拠点で受講できます。
公式サイトより引用)

北海道、岩手、仙台、高崎、長野、新潟、
栃木、さいたま、茨城、千葉、東京、神奈川、静岡、
名古屋、三重、大阪、和歌山、姫路、
岡山、広島、鳥取、松江、山口、愛媛、
福岡、佐世保、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄

これだけ多くの拠点で講座を開催している心理スクールは、日本産業カウンセラー協会とヒューマンアカデミーだけです。

期間は6ヶ月間で土日の日中(合計15~16日間)に開催されており、都市部(首都圏、大阪、名古屋)のみ夜間(期間10ヶ月)も開催されています。

資格について

受講修了後、学科試験と実技試験(15分程度の傾聴ロールプレイ)に合格する事で産業カウンセラー資格の取得が可能です。

即就職につながる資格ではありませんが、民間心理資格としては認知度は高いです。

仕事の紹介について

協会から特に仕事の斡旋はされていません。

ハローワークの相談関係の求人を見ていると、まれにですがこの資格を求人要件としている所を見かけます。

資格取得者が多いだけあって、カウンセラーとして独立開業されている方のホームページを見ると、産業カウンセラー資格取得者は比較的多いです。

スクールで学べる内容について

カウンセリングの基本はもちろん、労働者の心の支援、職場のメンタルヘルスに関する内容がメインです。

104時間の面接の体験学習は傾聴のロールプレイで、6~10人程度のグループになり、そこに指導員(トレーナー)が1~2人です。この面接体験学習についての口コミが賛否両論あります。

産業カウンセラー養成講座の評判、口コミについて

指導員のレベルの差が大きい

マイナスの口コミから紹介します。

養成講座では、グループになって悩んでいる話をするのですが、まず、聞いてほしい内容など自分にはありませんでした。無理やり話してみたものの、すっきりした気持ちになることはなく毎回ジレンマを抱えました。

引用元はこちら

上記の口コミは、面接体験学習での傾聴ロールプレイ時の事です。受講生同士でカウンセラー役とクライアント役になっての傾聴ロールプレイはどこのスクールでも行っていますが、確かに無理やり悩みを話しても嫌な気持ちになるだけです。

そして話を聞いてくれているのもプロではなく同じ受講生のため、面接の体験学習で相談者役として話した際に、すっきりした気持ちになれなくてもある意味仕方ないと思うんですね。(協会を擁護する訳ではなく、事実として)

「話せないことは無理に話す必要はない。」
「悩みを話して癒やされなくても文句は言わない(トレーニングの場なので)」という指導員からのフォローがなかった結果だと思います。

また、受講生が指導員に

相談者役の時に、特に聞いてほしい内容が無い場合はどうすれば良いですか?

という事が気軽に聞ける状況、関係性ではなかったのかもしれません。

↓も大変リアリティのある口コミです。

終盤のある面接実習でAさんがカウンセラー役の時、Aさんは終始真摯にクライアント役のBさんの話に耳を傾けていたことは周囲の受講生にも明らかだったにもかかわらず、たまたま言語の応答が少なかったところ、男性指導員は「カウンセラー役は何もしませんでしたね!」と皆の前で断言していました。

引用元はこちら

この口コミを書かれた方は、指導員の接し方で受講生のAさんが傷ついた事に大変憤慨しておられます。

上記の指導員の伝え方は、確かにカウンセラー的では無いですね。

言語の応答というのは相手の言葉をそのまま繰り返す傾聴技法ですが、それが少なかったとしても「ここがダメ!」と伝えられると傷つきますし、受け取りにくいです。

言語の応答が少ないと相談者としては、わかってもらえたと感じられないので、特にこの場面でこんな風に入れると効果的だった

と手本を示しながら受け取りやすく伝えてくれるのがカウンセラー的な助言かと思います。

ただ、事実として産業カウンセラー養成講座の面接実習は、他校と比較して時間の割に非常に安価です。どの業界にしても、安いサービスにはそれなりの理由があります。この安さで指導員のレベルを保つのは難しいのかもしれません。

サクラとは思えない好意的な口コミもありましたので、紹介しておきます。

受講してみて、自分の中で長年抱えていた悩みがどこから来ているかなどが解り、私は自分の人生が一歩進んだ感がありました。

  • 老若男女の垣根を超えた仲間ができた。
  • 自分自身を見つめ直すきっかけができた。
  • 人の話が聴けるようになった。

点が良かった。

引用元:産業カウンセラー養成講座を受講して良かった3つの事

指導員のレベルに差がありますので、受講を考えている方は無料体験会で実際の指導員と接してみた際に、その人から見習いたいと思えるかどうかで判断するのが良いです。

未熟な指導員に当たるリスクもありますので、それが嫌だという方は他校の方がお勧めです。

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講座の解約・キャンセル・返金について

同社の受講約款第4条、5条によると

  1. 開講日前3週間前までのキャンセル
    →手数料2,000円を引いての返金
  2. 開講日前3週間~前日までのキャンセル
    →受講料の15%(43,740円)を引いての返金
  3. 受講スタートしてからの解約
    →転勤、傷病、死亡が理由の場合、未受講分を日割り計算での返金

とされています。受講スタートしてからの上記以外の理由での解約は、返金されません。受講開始すると返金が難しいのは、他のほとんどのスクールと同じです。

まとめ

産業カウンセラー養成講座は、カウンセリングスクールの中でも非常に長い歴史がありますし、毎年の資格取得者数も民間の心理資格ではNo1です。

受講料も安めですが、指導員の質が保たれていないデメリットもあります。

そのリスクを踏まえた上で、認知度の高い心理資格が欲しい方向けの講座といえます。

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